Ｍ　７．７（？）

（万寿　３）

１０２６．６．１６

益田市の沖合にあった鴨島・鍋島・拍島の陥没、および海岸地域の隆起・沈降。高津川・益田川下流域および江川下流域に大津波が襲来、大被害を与えた。

１９４６．１２．２１

島根県内の主な地震被害

主　　　　　な　　　　　被　　　　　害

マグニチュード

地　　　域

（和　暦）

西　　暦

島根県内でおこった地震について
島根県の主な被害地震

住宅被害１０８棟、非住宅被害１２９棟。道路破損５９カ所。農地にも被害が出る。

Ｍ５．３

島根県中部

（昭和５２）

１９７７．５．２

島根県内でおこる地震は主に内陸型の地震です。規模も大きいものはそれほど多くありません。

しかし、宍道湖周辺には、ほぼ東西に走るいくつかの活断層が知られています。そのなかでも宍道断層は確実度の高い活断層で

すが、活動度はＣ級と推定されています。その他、県内の陸域には確実度の高い活断層は分布しませんが、１８７２年の浜田地震

（Ｍ７．１）の際には、浜田付近の海岸（千畳敷など）が広く隆起するなどの地殻変動が見られたことから、この沖合に活断層が分布

するとも考えられています。

島根県とその周辺の主な被害地震

活断層

三瓶山

1997 M 6.1

1676 M 6.5

1859 M 6.3

1778 M 6.5

1919 M 5.8

1930 M 6.1

浜田地震

1872 M 7.1

1859 M 6.2

▲

1835 M 5.5

1978 M 6.1

1977 M 5.3

1989 M 5.4

1955 M 5.5

1991 M 5.9

880 M 7

1925 M 5.8

島根県とその周辺の主な地震被害について

地震の種類や規模（きぼ）について、さらに詳しく　⇒

地震原因や種類について、さらに詳しく　⇒

プレートテクトニクス･プルームテクトニクスと地震のメカニズムについて　⇒

地震の原因や地震波の種類やゆれ方について、さらに知りたい　⇒

◎畳が浦について　さらに知りたいなら　⇒

畳ヶ浦　たくさんのノジュールと馬の背が見えます
畳ケ浦は国分町唐鐘海岸にあって、約49,000ｍ2の波食棚（はしょくほう）が広がり、高さ約25ｍの見事な礫岩（れきがん）・砂岩の海食崖（かいしょくがい）やいくつもの断層がみられます。
  波食棚では縦横に走る小さなきれつがみられ、畳を敷きつめたようにみえることから「千畳敷（せんじょうじき）」とも呼ばます。
  ここの砂岩層は、第3紀中期中新世（約1,600万年前）の地層で、多種類の貝化石や、鯨骨、生痕（せいこん）などの化石が含まれているます。また、千畳敷にはノジュールが平行に並んでおり不思議な景観となっています。

石見畳が浦（国指定文化財）

浜田地震
　１８７２（明治５）年３月１４日夕方、浜田市を中心にマグニチュード７．１と推定される地震が発生し、死傷者１０００人以上の大きな被害をもたらしました。この地震によって国分(こくぶ）海岸一帯が隆起し、石見畳ヶ浦は現在の姿となりました。
　新編　日本被害地震総覧［増補改訂版４１６−１９９５］、地震の事典（朝倉）１９８７、松江気象台による資料　を参照しています。

石　　　　見

（万寿の大津波）

鉄道の運休６、遅れ１０４。道路損壊１、通行止め２カ所。地鳴りがある。

Ｍ５．９

島根県東部

（平成　３）

１９９１．８．２８

住宅半壊５棟、一部破損５５棟。道路被害４３カ所。農地被害２６地区。

Ｍ６．１

島根県中部

（昭和５３）

１９７８．６．４

美濃郡・那賀郡ではげしくゆれる。美濃村で住宅の倒壊（とうかい）１０棟。

不　明

石　　　　見

（文政　５）

１８２３．１．１４

那賀郡波佐村で石垣がこわれる。都茂村で落石。三隅川沿いで山崩れ、民家がこわれる。

Ｍ６．５

石　　　　見

（安永　７）

１７７８．２．１４

（雲州地震）

石壁がこわれ、橋が落ちた。

不　明

松　　　　江

（寛延　１）

１７４８．６．１８

津和野城などに被害が出る。死者７人、負傷者３５人、住宅の倒壊（とうかい）１３３棟。

Ｍ６．５

石　　　　見

（延宝　４）

１６７６．７．１２

石地蔵、石塔、墓石などが倒れる。

Ｍ５．５

石　　　　見

（天保　６）

１８３５．３．１２

出雲大社付近で住宅の倒壊（とうかい）１５０棟。

Ｍ８．４

（安政南海地震）

（安政　１）

１８５４．１２．２４

那賀郡で震動が強く、周布村で家屋倒壊（とうかい）が数戸。

石　　　　見

（安政　６）

１８５９．１０．４

Ｍ６〜Ｍ６．５

能義郡、八束郡でかべに亀裂。地面の亀裂、崩壊もおきる。玉造温泉では湧出量が３倍に。

Ｍ５．８

島根県東部

（大正　３）

１９１４．５．２５

Ｍ６．２

那賀郡、美濃郡で震動が強く、波佐村、周布村、美濃村などで、家屋倒壊（とうかい）５６棟。

（安政　５）

石　　　　見

１８５９．１．５

島根県西部

死者５５１人、負傷者５８２人、家屋全壊４５０６棟、家屋焼失２３０棟。海岸で海水の変動あり。

Ｍ７．１

（浜田地震）

（明治　５）

１８７２．３．１４

崖くずれや壁の亀裂、墓石の転倒などの被害。井戸水が白く濁る被害も出る。

Ｍ５．２

島根県中部

（昭和２５）

１９５０．８．２２

床下浸水１棟、住宅一部破損３８棟。水田の冠水被害は１０ヘクタール。

Ｍ７．５

（新潟地震）

（昭和３９）

１９６４．６．１６

隠岐、島根半島を中心に負傷者５人。住宅床上浸水１４１棟、床下浸水２７７棟、漁船被害３１７隻。

Ｍ７．７

（日本海中部地震）

（昭和５８）

１９８３．５．２６

死者９人、負傷者１６人、住宅全壊７１棟。松江、塩冶、掛合で発光現象が見られる。

Ｍ　８

（南海地震）

（昭和２１）

能義郡で堤防に亀裂、屋根から瓦が落ちる被害。

Ｍ５．５

島根県東部

（明治３７）

１９０４．６．６

津波により隠岐、島根半島を中心に被害が出る。住宅床上浸水５棟、床下浸水７８棟。漁船被害９３隻。

Ｍ７．８

（北海道南西沖
　　　　　　　　地震）

（平成　５）

１９９３．７．１２

県東部で全半壊住宅６１３棟、一部損壊３５８４棟。道路の損害４３カ所。松江城の石垣が崩落する。

Ｍ７．３

（鳥取県西部地震）

（平成１２）

２０００．１０．６

羽須美村、桜江町、三隅町で被害がでる。軽傷３名、住宅の一部破損１０棟。

Ｍ６．９

（芸予地震）

（平成１３）

２００１．３．２４

山陰本線の築堤に亀裂。橋脚の沈下。

Ｍ６．２

（山口県北西沖）

（昭和１６）

１９４１．４．６

（出雲地震）

神社やお寺、家屋が転倒した。

Ｍ　７

出　　　　雲

（元慶　４）

８８０．１１．２３