（地表付近では）
（地表付近では）
（秒速３～３．５㎞）
３．０～３．５㎞/Ｓ
（秒速５～６㎞）
５．０～６．０㎞/Ｓ
速 度
特徴（とくちょう）
岩石が波の進行方向と垂直にしん動して伝わるねじれ波のことです。個体でのみ波が伝わり、液体や気体の中では伝わりません。
地震の時には、縦波（Ｐ波）の後に伝わり、ゆれ幅が大きくユサユサとゆれ、大きな被害をもたらします。
力
波の進行
力
力
横 波
縦（たて）波 （粗密波（そみつは））
S波 secondary wave
Ｐ波 primary wave
伝 わ り 方
性質（せいしつ）
実体波の種類
じ しん
地震（じしん）とは、地下の岩ばんが、一定の部分を境目にして、急にずれ動くことや、それによって引き起こされ
る地面の振動のことを言います。正確には、急にずれ動くことを「地震（じしん）」と呼び、ゆれのことを「地震動
（じしんどう）」と言いますがふつう区別せずに使います。
地震の観測地点から震源までの距離Ｄ（キロメートル）はＰ波が到着してからＳ波が到着するまでの時間Ｔ（Ｓ：秒）（Ｐ－Ｓ時間：初期微動継続時間）からもとめられます。
実体波＝岩ばん中を伝わる波
表面波＝地表を伝わる波
地震により発生する振動の波を地震波と呼びます。地震波には、地表を伝わる「表面波」
（レイリー波・ラブ波）と岩ばん中を伝わる「実体波」（Ｐ波・Ｓ波）があります。被害を引き起こ
すようなゆれのもとは主にS波ですが、レイリー波、ラブ波、P波も振幅（しんぷく）や周期（しゅう
き）によっては大きな被害を引き起こすこともあります。
岩ばんがこわれ動くこと、つまり断層を生じることで地震は起こ
ります。岩盤の破壊が最初におこった場所を震源（しんげん）、そ
の真上の地面を震央（しんおう）と言います。
地震発生の原因となった断層（震源断層）の周辺には、小さな
断層も生じるので、これらを含めた範囲を地震域と呼びます。
地下の浅いところでおこった断層は、地表にまで表れることがあ
り、これを地震断層（地表地震断層）と呼びます。
震源断層
地震断層（地表地震断層）
しんげん
震 源
しんおう
震 央
Ｄ＝ｋＴ （ｋ＝６～８㎞/s ：秒速６～８㎞）
大森公式
