Ｂ地点：節理が発達した崖をくりぬいてお寺が造ってあります。ノウゼンカズラがかけをのぼっています。

Ｃ地点：節理が発達した岩山です。風化が進み、節理の割れ目から崩壊が進んでいるようでした。

大森層の堆積時には陸上の火山活動が盛んで、特に安山岩質の溶岩が多く噴出していました。その溶岩は、斐川町（出西）の方から、出雲市南部の山々ほぼ全域にわたって広がっています。

斐川（出西）で見られる安山岩の崖

稗原町では、火成岩の他に、久利層の泥岩の層が多く広がっており、川合層の砂岩や、礫岩の層もあります。

いろいろな露頭を観察してみると、堆積岩の層も見つかることでしょう。

節理が発達した安山岩

かなり風化が進んでいる安山岩です。